“SCS工法用処理剤”は、従来からあるタイルと石材の滑り止め
処理剤に 「漂白作用」 を加えて “よりキレイ” な仕上り状態が
得られます。
又、この専用処理剤を使用する“SCS工法”は床清掃に準じた
簡単な作業で 〔汚れた場所の景観回復〕と〔滑りやすい場所の
安全確保〕 を可能にし新しい仕事のカテゴリーを作り出します。
今回、“SCS工法”普及のため建設関係、メンテナンス関係の
皆様を対象に新しい組織作りを行う事になり、その第一段階と
して、 「小ロットOEM販売」 を企画致しましたので 参考資料を
お読みになりご、導入をご検討頂ければ幸いです。
今回の 「小ロットOEM販売」 は、今後の継続的お取引上の
地域中核店として活動して頂き、施工店に対する処理剤卸販
売等をお任せ出来る皆様の募集という意味合いも兼ねており
ます。 新規事業、部門増設などの新しい分野への進出を
お考えの皆様、独立をお考えの皆様には是非ご参加頂きたい
と思います。
SCS ⇒ スーパー・クリーン・ストッパー
SCS洗浄防滑工法 (スーパー・クリーン・ストッパー工法 略:SCS工法)
上の画像は左側が未使用未処理部材、右側が
処理後の状態です。漂白作用が僅かに判ります。
“SCS工法”は、窯業系タイル及び天然石材を対象にして
《クリーニング+漂白+滑り止め》 の3つの効果を同時に
発揮するメンテナンスです。
「塗布⇒反応待ち⇒洗い流し」 という簡単な作業で完了し、
経年のアキラメていた汚れを落として、〔漂白作用〕が他の
方法では得られない“更にキレイ”な仕上りを実現します。
又、タイルと石材の目に見えない欠点とも言える水濡れで
滑り易くなる特性を改善して高い安全性を作り出します。
◎洗浄効果
大半の落としづらい汚れは、空気中の排気ガスや細かい
埃などと水分が結びついて発生します。 “SCS工法”では
このバインダーの役目をする水分に直接働きかける成分が
瞬時に水垢を分解して汚染物質を除去します。
◎漂白効果
硬いタイルにもごく僅かな吸水性があります。 汚れを放置
する事で表面から内部へ汚れが入り込み滲み状の汚れを
作ります。 “SCS工法”の〔漂白作用〕はこの種類の汚れに
作用して《黒ずみ》を取り除き, 従来の洗浄剤では得られな
い美観を確保します。
◎滑り止め効果
通常の滑り止めでは「大きな凹凸をつける、紙ヤスリ状の
粘着シートを貼り付ける」などの方法が一般的です。
“SCS”工法では水の持つ 《表面張力と負圧》 を利用して
滑り止め効果を生み出します。
処理剤と、タイルや石材の成分が反応して表面にミクロン
単位の凹凸を形成します。 雨などの水分は表面張力で
ミクロン状の凹凸の上に膜を作り凹の中の空気と外の空気
を遮断します。 歩行等により水膜の上から圧力が掛かり
凹みの中の空気を追い出す形になります。 負圧になり
不足した分の空気を吸い込もうとする働きにより空気と共に
靴底が吸い付けられて滑り摩擦抵抗の向上が生まれます。
※右にあるのは処理反応の説明図です。 Aは部材の断面を
拡大した処理前のものですが、青の部分が処理剤と反応し
て除去されミクロン状の凹になります。 断面でも判るように
部材の中の反応成分はどの部分をとっても無数に存在して、
磨耗後に何回処理を繰り返しても同じ効果が得られます。